珪藻土って何?

About diatom earth

珪藻土は、天然の素材で白亜紀以降、藻類の一種である珪藻の殻の化石が地層に堆積したもので、別名ダイアトマイト(diatomite)と呼ばれています。

珪藻土は日本だけでなく海外でも採掘され、基となる珪藻は約10万種類ほどに分類されると言われています。日本国内でも珪藻土は全国いろいろな地域で採掘されており、珪藻土の産地については日本では約80ヶ所前後あります。 有名な所では北海道・秋田・石川・島根・岡山・大分などあります。たとえば、秋田県産や大分県産は大半が大手ビールメーカーの濾過装置や土地改良材等に使用され、また、石川県産は主に七輪に使用されています。


珪藻土の原石

珪藻土の細孔


珪藻土には、目に見えない小さな細孔(穴)と言われるものが無数にあいています。この無数の細孔が水分をすばやく吸水、乾燥させます。
細孔の大きさは、マクロポア(50nm以上)メソポア(2-50nm)ミクロポア(2nm以下)の3つに大別されています(nm=10億分の1メートル)。ちなみにポアとは細孔のサイズの事を指します。


珪藻土の細孔拡大写真



■マクロポア 吸水: 放湿:
一般的な珪藻土で、何も言わなければこの細孔が一般的な通常品です。比較対象として軽石やスポンジ、断熱材として使われる発泡ウレタンと同等の性質を持ちます。水や空気の通り道として機能し、濾過剤として利用されることも多いです。
ダイナマイトの発明で使用されたことでも有名です。秋田、石川、岡山、大分産が日本国内ではメジャーです。



■メソポア 吸水: 放湿:
ケルビンの毛管凝縮理論が適応できる領域に大変優れており、吸湿にも放湿にも最適な細孔径とされ、当社のトスレ珪藻土シリーズの稚内産珪藻土はメソポアです。また、古くから先代の知恵により、住宅の壁等に左官さんの塗り材として利用されることも多いようです。



■ミクロポア 吸水: 放湿:×
比較対象として備長炭、竹炭、活性炭、乾燥剤のシリカゲルと同等の性能を持つ。吸湿性能はあるのですが、100℃以上の温度で強制的に乾燥しなければ、放湿することが出来ません。化学薬品の濾過剤として使用されることが多いです。


 


珪藻土の産地によって品質、特長が異なる


珪藻土は、産地によっても性能や特徴、品質はまちまちで、決しておなじものはありません。味噌、醤油、お酒も地域やメーカーが変われば味や中身、品質が全然違いますよね。高級品もあれば一般向けもあります。
珪藻土も同じで、珪藻土と名前はついているけれど産地が変われば、中身も品質も特徴も全く別物でほんとうに千差万別なのです。


他産地珪藻土との吸放湿率の比較
他物質との吸放湿率の比較

トスレ珪藻土シリーズは国内最高クラスの性能を持つ北海道稚内産メソポア種


そこでトスレはいろいろな産地の珪藻土を取り寄せ、試行錯誤と評価を繰り返した結果、珪藻土製品としての本当の効果と快適性を発揮し実感できるものはほんの一部しかありませんでしたが、やっとのことで納得できる「北海道稚内産珪藻土」に出会うことが出来ました。
トスレ珪藻土シリーズは、国内最高クラスの性能を持つと言われる北海道稚内産珪藻土のメソポア種を使用しています。
無数の細孔でできている稚内メソポア珪藻土を広げてみるとたったの1グラムあたりで100~250平方メートル前後にもなります。だいたい6人制バレーボールコートからテニスコートの広さくらいでしょうか。そんな無数の細孔と広大な比表面積を持つ稚内珪藻土は、他のものとは比べものにはならないくらい高い吸水力をもっています。


産地別珪藻土細孔分布曲線
1gの稚内メソポア珪藻土を広げてみるとほぼ6人制バレーボールコートからテニスコートくらいの広さ

■ 北海道稚内産珪藻土について
一般的には「稚内珪藻土」と呼ばれる事が多いですが、正式な学術名は「稚内層珪質頁岩」と言われます。深い海の中で微細な珪藻の遺殻が新生代新第三紀中新後期(約1,200万年前〜700万年前)に堆積し化石となったものです。
トスレでは、国内最高水準と評価の高い北海道稚内産珪藻土を厳選し、贅沢に使用しております。


トスレでは、国内最高水準と評価の高い北海道稚内珪藻土メソポア種を採用

納得できる製品を皆様に…


珪藻土含有と表記があってもただ単に珪藻土を使用しているだけ、マクロポアやミクロポアを使用しているだけでは、珪藻土の本来の機能や特性をフルに活用していません。
また、メソポア種使用と謳っていても、品質や性能は千差万別です。数ある珪藻土マットも値段が安いからだとか、ただなんとなく珪藻土が入っているからと言うだけで製品を選んで欲しくありません。
車や家を買うとき、おいしいレストランを探すときは、色々なことをたくさん調べたり聞いたりして決めますよね。それと同じでせっかく購入したのに失敗した、後悔したと感じないよう、納得できる製品を皆様の目でじっくり見て選んで頂きたいと思います。

珪藻土は『大地の恵み、地球からの贈りもの』です。お客様にはそれを直接肌で実感して頂きたいと願っています。


トスレ珪藻土マット

東京スレート株式会社 トスレ事業部
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